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テレビに影響される

ガイアの夜明け

以前にも書いたかな?
テレビ東京系列で放送中の「ガイアの夜明け」を久々に見た

これを見ていつも思うこと

自分には何ができるのだろう?

今日も色々と求人情報を検索していた

大手ハウスメーカー
デザイン系
アトリエ系
大きな設計事務所
小さい設計事務所
・・・etc

1・ハウスメーカーはその会社の工法での住宅のみの設計だと思う

2・デザイン系・アトリエ系はイメージとしては「建築家」の部類に入りそうな「先生」がいてその下で「社員」というよりかは「スタッフ」として雑作業をこなすような感じがする。本当のところはわからない。

3・大きな設計事務所は数人でチームとなって1つの大きな物件を設計するのかな?それぞれの役割があるのだろうか?

4・小さい設計事務所・・・何をやっているか全くわからない。自分が今まで経験したのはこの規模の事務所だろう。

1は自分のやりたいこととは違う
2は「今さら・・・」と思うところ。「デザイン」だの「世界の建築」だのよくわからん。ここにいる人とは感覚が違って、考え方も合わないと思う。
3が難しい。こういう事務所に行って他の人と意見を交わし物を造り上げていくことを経験したいとは思うが、集団の中に入って少しでも自分を表現できるのだろうか?何か秀でた才能・実力があるのだろうか?
4は事務所に入ってみないとわからない。でももう転職をするのはイヤだ。

結局自分はただのワガママ?それとも拘りすぎ?考えすぎ?
自分が何をしたいのか?何のために働きたいのか?その辺の応えがはっきりしない。
本当にやりたい仕事をやろうとすると毎日残業残業で家にいる時間なんてない。休日も仕事だろうし。しかも安月給。残業代なし。ボーナスもなし。
でもそうも言っていられない。

そろそろまともに転職先を探さないとなりません。8月下旬には引越ししてローンも開始するので・・・。ローンがスタートしてからが勝負だ!

同じ建築設計関係でもちょっと違ったことにも関わってみたい。もっとも関心があるのが福祉施設。
いわゆる「一般的な人」以外の人が使うものを設計したい。
背の低い子供たち。体の不自由なご老人たち。こういった人たちを建築を通して支えることはできないだろうか?

例えば、老人であれば単純に「バリアフリー」ではなく老人たちが本当に安らかに生活できる場所。変な言い方をしてしまうと「楽しい老後でした」と言って息をひきとれる場所。
老人たちの様々な心理状態を考え、色々なものを提供できる空間。
その場にいるだけで楽しい時間をすごせる空間。
老人福祉施設においてあえて動線を長くしてその部屋と部屋の間に何かを施せば老人たちは歩くのが楽しくなるかもしれない。「衰えるのみ」でなくより一層健康的になるかもしれない。
窓から庭を見ていると外に出たくなるような空間。

考え出すとキリが無い。

子供を対象に考えても同じ
家に引きこもりがちな子供たちをテレビ画面から目をそむけ外で遊びたくなるような空間。皆さんにも「懐かしの遊び場所」ってあると思います。そこに行けば誰かがいる。そこに行くといつの間にか夕方。

子供が外に出ないのはTVゲームだけが悪いんじゃないんです。
子供が簡単に人を殺すのもインターネットが悪いんじゃないんです。
外に出てたくさん遊んで、転んで、怪我をして、泣いて・・・そうやって痛みを覚えて。人間味のある人間になるための空間って造れないんでしょうか?

子供の頃は「大人はおかしい。大人になりたくない。」と思っていましたが、大人になってしまいました。「今の大人はおかしい」・・・己も大人だろ。年齢的には。
自分が見てきた「大人」は自分たちのことしか考えていませんでした。自分はそうはなりたくない。なってはいけない。そう思います。

ほんの1時間のTVでこんなに書いてしまいました。おやすみ。

by tama5136 | 2004-07-14 02:27 | 建築