建築関係法令集

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仕事でも使い、試験でも科目としてある「法規」
建築することを前提とした土地に関わることから建築物自体の制限、建築士に関する法規や高齢者身障者が建物を円滑に使うための法規、耐震基準に関する法規、消防法等建築物に関わるたくさんの法規が載っている本。「法令編」で約1100ページ、これに「告示編」(法規内容の詳細のようなもの)を合わせて使用する。実際には建築する場所によって条例が定められており、東京都であれば「東京都建築安全条例」、川崎市は「川崎市建築条例」など様々な法律、条例によって建築物を設計する上でたくさんの制限が出てくる。

と、言っても全てを覚える必要はないし、建築する用途によっては必要のないものばかり。
ただ大事なのはある一つの土地を与えられそこに建物を計画する際に、どういった法律が絡んでくるかをある程度知っておかなければならない。

土地がある → 金を持っている → 何でも建てられる

というわけではない。
僕が知る上で一番かわいそうなのは、行政による「都市計画」により、所有している土地に大きな道路予定され、新たに建物を建てられなくなってしまうケース。
お金を出して買った土地、代々受け継がれてきた土地も結局は国の物であることには変わらない?と言ったような気がしてしまう。

しかし、この都市計画の見直しは非常に大事であって自動車等の渋滞による大気汚染、大災害が起きたときの避難用の道路の改善を考えず発展してしまった日本の住宅地にメスを入れている。と思う(思いたい)
阪神淡路大震災では、住宅が密集した地域で狭い道路に古い家屋が倒れ道が寸断され消火活動、救出活動ができなかったという実例がある。

設計者は法に従うしかなく、その法に定められた範囲内でお客様がいかに満足するものを設計できるかが勝負どころだ。

だけど建物を造るにはもっとたくさんの知識が必要で、この法規はほんの一部に過ぎない。だから全てを一人でこなすのは無理だ。
建物の構造を考える人、設備関係を考える人、建物を実際に造る職人さんをまとめ上げる現場監督さん等たくさんの人との接触が必要で彼らと上手くバランスをとってやりとりをするのがプロ。

早く経験してみたいものです...
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by tama5136 | 2005-03-14 03:02 | 建築 | Comments(4)

Commented by kanekuro at 2005-03-14 07:31
昨日、久しぶりに法令集を使いました。壁倍率の下調べに。
最近はパソコンソフトでいろんなチェックをしちゃうので基本を忘れがちです^ ^;
Commented by nenkoro at 2005-03-14 18:28 x
初めまして、nenkoroこと、オットです(ちゅまの)。
以前から書き込みしようと思っておりましたが、なかなか機会が無く
やっと丁度良い話題だったんで書き込みさせて頂きました。
ご存知かと思いますが、私は設備屋です。
設備屋は法規よりも経験値が重要なんでいい加減な商売っぽいです、笑
ですが、人の感じる快適って計算だけでは答えは出ないものですし。
自己満足で終らない様に心がけております、将来何処かで一緒に仕事
する事があったら宜しくお願いしますね。笑
何時か機会がありましたら、ゆっくりお話したいですね。
それでは、ご挨拶って事で失礼します、以後宜しくお願いします。
Commented by tama5136 at 2005-03-15 12:59
★kanekuroさん
木造はあまり経験ないんですが法令集だとさっぱりわからないので申請memo使っちゃってます。
昔、上司に「まずは法令集で」って言われてたんですが・・・やはり法令集は基本ですね(笑
Commented by tama5136 at 2005-03-15 13:02
★nenkoroさん
どうもどうも、初めまして。お噂は聞いておりました。設備屋さんは現場主義の人が多いようで確認申請の図面をお願いしても何かしら抜けている事が多いです。で聞くと「現場でなんとかなるよっ!」って(笑
意匠・構造・設備とそれぞれの分野で携わる人の性格もけっこう異なるようですね(笑
何かの機会で一緒に仕事できるといいですね!・・・とりあえず設備図面の見かたを教えてください^^;